PLAN

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ミウラ折りを利用したポンチョ

チーム(学校名)
kappa(崇城大学)

プランの全体像

今回私が考えたアイデアは、パンフレットや宇宙機の太陽電池パネルなどに利用されている「ミウラ折り」を用いたポンチョです。このポンチョを使う人は、従来の雨合羽に比べて①簡単に着脱でき、時間を大幅に短縮できること、②コンパクトに畳み、持ち運びが容易なことといったメリットがあります。傘は手がふさがってしまうことや横殴りからの雨が降っている時びしょぬれになってしまうこと、雨合羽は使うために手間がかかることから自転車に乗る場合などにしか使用されないことなど、それぞれの雨具には何らかのデメリットがあります。そんな雨具にとって代わるポンチョになる可能性を秘めたプランです。

プランの着想のきっかけ

私は高校時代に自転車で通学しており、雨の日には雨合羽を使っていました。しかし、蒸れてしまうことや着替えに時間がかかってしまうことなどから、雨合羽に何かしらの改良を加えて使いやすくしたいと考えていた時期があります。大学生になってからは傘を使うことが多く雨合羽を使用することは無くなりましたが、かばんや足が濡れてしまい、手軽に使える雨合羽のような体全体を覆うことができるものが欲しいと思うようになりました。最近、先生との会話の最中に「ミウラ折り」の存在を知り、ポンチョなどの簡単な構造をしている雨具になら組み込めるのではないかと感じ、このプランを発想するに至りました。

そのプランの実現手段・方法

このプランを実現するためには、「①「ミウラ折り」を利用したポンチョの開発」と「②どのように販売するのか」が必要になります。①については、「ミウラ折り」は特許出願されているため、ライセンス契約を締結します。また、ポンチョには折り目を付ける必要があるため、形状記憶をする素材やVPと呼ばれる方法を用います。②については、学校や会社などの団体向けと、個人向けでの販売を行います。団体向けはセットでまとめて買ってもらう代わりに割安で販売し、レンタルも実施します。レンタルを実施するのは、興味を持った人に手に取ってもらいやすくするためです。この二つが揃うことで実現できると考えます。

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