2022年度 第8回

1次選考結果発表

PLAN

76

みかんの皮の有効活用

チーム(学校名)
カメックス(崇城大学)

プランの全体像

私たちは、今までみかんを食べたときに当たり前のように皮を剥いては捨ててきました。そこで、みかん農家の方々や各家庭で廃棄されたみかんの皮などの廃棄物を回収し、柑橘系の果物が有するゴキブリに害を与える成分である「d-リモネン」を抽出することや、みかんの皮を肥料として活用するビジネスプランを提案します。このビジネスを利用するユーザーは、(1)ゴキブリの発生を抑制できるうえ、柑橘系の香りも楽しむことができます。(2)みかんの皮には、植物を育てるうえで必要な植物の三大栄養素を含んでいるため、畑や花壇のガーデニングの肥料としても活用できます

プランの着想のきっかけ

私の祖父はみかん農家を営んでおり、みかんの皮などの大量の柑橘類の廃棄物をどうにか利用できないかと思い、みかんについて調べてみたところ、みかんの皮には処理コストがかかることや、さまざまな用途があることを知りました。各家庭で面倒、困っていることとして例を挙げると、食器洗いやゴキブリ問題があると思います。食器洗いはまだしもゴキブリが好きという人はあまりいないと思います。農業では肥料として役立つので、完全に廃棄物にしかならないのであれば、みかんの皮を活用していくべきだと考えました。

そのプランの実現手段・方法

このプランを実現させるために必要なのは、「(1)廃棄物の回収」と「 (2)みかんの成分を抽出するための工場」の二つが重要な要素になります。まず、(1)についてですが、(1)については、みかんをむいてゴミとなっていたみかんの皮を無料で回収して作ります。次に(2)では、食器洗いなどそれぞれ活用できるもので必要なみかんの皮の成分を工場で抽出し、企業などに提供できるようにすることが重要で、ゴミとなっていたみかんの皮を最大限生かし、実現できると考えます。

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