HDS(Hyper Drop Separator)

皆さんは髪を乾かすときに「時間がかかって大変だ」「面倒くさい」と思ったことはありませんか？私は髪の毛量が多く、髪の長さが長いためドライヤーを使って髪の毛を乾かすのが毎日大変でした。長い時間熱風を髪の毛に当てることで髪の毛が傷み、枝毛が大量にできて、乾燥してキシキシになり、うんざりしていました。そこで、乾かす時間を短縮し、髪を傷めないミラクルな道具を作ればいいのでは？と思い立ちました。熱風を普通の風に、風量・風圧を最強にし、一瞬で髪の毛についた水分を飛ばし、20分を1分に。そう、それこそ私たちが考え求めた「HDS(Hyper Drop Separator)]

私は中学、高校生になり、髪を伸ばし始めて髪を乾かすことが大変であることを知りました。私の髪を乾かす過程は、まず髪の毛の水分をタオルでふき取ることに5分かかります。その後、髪の毛がキシまないようにヘアオイルを髪になじませ、毛量が多いため、髪の毛を四分割し、一つ一つを乾かしていきます。この作業がすべて終わるまでに約20分かかり、夏はこの間に大量に汗をかくことがあります。入浴したにもかかわらず、また体が汚れてしまうと思うとうんざりでした。そこで、「髪の毛を乾かす時間を短くし、短くしたことで今まで乾かすことにあてていた時間を有意義なことに使いたい」と思い、このプランを発案しました。

このプランを実現するためには勁烈な風量を必要とします。その手段としてコンプレッサーから送り込まれる圧倒的な風力を利用します。また、従来のドライヤーは熱風を利用しているため髪にダメージを与えています。これに対しHDSは熱風を利用せず、風力だけで水分を飛ばすために熱によるダメージを一切与えません。更に、この勁烈な風力をより効果的に活用するためにドライヤーの形状を櫛型にしました。櫛の歯の部分に無数の穴を開け、そこから風を通すことによって細部まで強力な風を行き届かせることができ、時間を短縮することが可能となります。「時間はお金で買えない」を私たちが変えてみせます。