2022年度 第8回

1次選考結果発表

PLAN

35

24h 八百屋

チーム(学校名)
𝓥𝓮𝓰𝓮𝓤(熊本大学)

プランの全体像

八百屋や農家で余った野菜を仕入れ、大学内で販売します。大学内に野菜自動販売機を設置し、無人販売を行います。自動販売機では、冷蔵と常温に分けるなどにより、鮮度を保持してより長い時間販売ができるよう工夫します。またSNSで野菜の在庫状況を随時更新し利便性向上を図ります。大学内で24時間販売し、毎日17時に新しい野菜を追加することで「買物に行くのが面倒」「学校帰りは八百屋が閉まっていて野菜が買えない」などの大学生の不満解消を目指します。

この事業を通して、大学生の食生活を手助けし、野菜廃棄物の削減に貢献します。

プランの着想のきっかけ

成人の野菜摂取目標量350gに対して20~40歳代では約7割しか取れていない現状があります。特に大学生は食事バランスが崩れやすい傾向にあります。私自身、自炊をする上で買い物に行く面倒さや、大学帰りの時間帯だと八百屋が閉まっていることの不便さを感じていました。ただ、夜遅くまで開いているスーパーやコンビニの野菜は八百屋と比べて高価です。そこで、大学で野菜を気軽に購入することができれば、大学生の野菜不足を解消できると考えました。
また、八百屋では売れ残りの野菜、農家では規格外野菜・余剰野菜の食品ロスが問題となっています。食品ロスの問題も同時に解決できないかと考え、この事業を思いつきました。

そのプランの実現手段・方法

当該事業を実現する上で最も基礎的な要点は野菜を中心とした食材の安価で安定的な供給にあります。これを実現するため周辺地域の野菜販売業や農業者より余剰野菜を中心とした安価な野菜の購入を行います。また、食品ロスを減らすという観点より計画的な野菜の入手に一定の制限をかけ同時に市場調査及び宣伝活動等により短期的な供給増を吸収できるだけの需要の確保を目指します。時間にとらわれない販売と人件費の削減を志向し、これを達成するため野菜の保全時間の延長と販売活動の自動化を可能とする高性能自動販売機の開発を行います。

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