PLAN

86

音声認識を用いた車の点検アプリ

チーム(学校名)
car-ML(崇城大学)

プランの全体像

車は様々な音を出しながら走行している.心地よいものもあれば注意が必要な「異音」も存在する.異音は車からのSOSであり,これを放置すれば重大なトラブルや事故に繋がるおそれがある.そこで,音声認識を用いて異音から異常を早期発見しトラブルを回避することができるのではないかと考え,本ビジネスプランを提案する.具体的にはスマートフォン向けアプリケーション及び,走行音を認識・分類する音声認識AIモデルを開発する.アプリが異音を検知した際は異音に応じて車のどの部分が危険な状態にあるかを通知する.

プランの着想のきっかけ

人工知能の技術で,人々の生活を便利にするだけではなく,安全にするために活用したいと感じたのがこのプランの着想のきっかけです.そこで目をつけたのが車でした.車は様々な方法で安全性を向上させていますが,コストや年式から導入が難しいという問題点があります.そこで,誰もが持っているスマートフォンを用いることで年式やコストに縛られることなく車の安全性を向上することができると思いこのビジネスプランを提案しました.

そのプランの実現手段・方法

車の走行音で不調の原因を分類する音声認識AIモデルを開発し,これをスマートフォン向けアプリケーションに搭載する.また,メーカー・車種に応じた走行音のモデルを個別に作成し,車種ごとの認識精度を向上させることや,道の駅などと提携し,アプリの利用者を優待できるようなサービスの導入を検討中である.

2次選考結果発表一覧へ戻る