PLAN

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水蒸気から地球を守れ

チーム(学校名)
Against(崇城大学)

プランの全体像

世界中の人々や企業、国などからの寄付金をもとに、温暖化や豪雨などの異常気象の原因である海面水蒸気の削減に取り組む。
水蒸気は温室効果を持っており、温度が上昇すればするほど海水が蒸発し水蒸気が増える悪循環を繰り返すからだ。
これまで温暖化対策に関して人々は、節電や自家用車の使用を減らすといった、個々での活動しかできなかったが利用者には①時間などを消費せず、お金だけでこれまで以上に地球温暖化解決に協力ができること、②企業や国はSDGsの取り組みの1つとして評価されることの2つのメリットがある。
また利益を気にせずに温暖化解決に専門的に取り組めることから効率上昇が期待できる。

プランの着想のきっかけ

人に喜ばれることと自分の知識で課題解決法を考えることが好きだった私は、中学の化学の授業以来、温暖化に関心があった。
大学生になり進路を考えるにあたり、中学生の頃から興味のあった温暖化解決に携わりたいと考えるようになり、それを勉強する過程で水蒸気の温暖化への影響力を知った。他にも多くのことを調べるうちに、電力を使わずに水蒸気を水に戻せる技術があることを知り、このプランの発想に至った。
また企業研究をする上で、SDGsの一環として環境問題に取り組んでいる企業がたくさんあることを知り、もっと協力して効率よく温暖化解決に取り組めないかを考え、このプランの発想に至った。

そのプランの実現手段・方法

このプランを実現させるため「1水蒸気を水に変換する装置」と「2海上の水蒸気量を簡単に測るシステム」が必要になる。1は大量生産する必要のあることから低コストであること、整備回数を減らすために単純な構造であることなどが求められる。これは寒い日の窓に水滴がつく結露という現象を利用した技術があるため、それらを基に研究室で研究する予定だ。次に2に関しては人工衛星を使って水蒸気量を計測する技術が存在する。ただし水蒸気を減らしすぎると生態系などに影響を与える恐れもあるため専門家の意見を取り入れ、環境の変化を調査しなければならない。

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