PLAN

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衝動買い防止アプリ

チーム(学校名)
alpaca(崇城大学)

プランの全体像

日々のストレス解消法として衝動買いをする人は少なくない。しかし、衝動的な買い物は失敗であることが多いようだ。そこで、私たちは衝動買いを減らすために、既に持っている洋服とこれから手に入れようとしている洋服を記録するアプリを考えた。アプリはショッピングサイトとの連携や、スマートフォンのカメラの利用によって、既に持っている洋服を管理する。利用者が新しい洋服を購入したいとき、アプリは同じような洋服を持っていないか、更には既に持っている洋服との組み合わせ易さまでも考慮し、利用者が新しい洋服を買うべきか判断を下す。本当に必要な洋服だけでの生活は、ゴミを減らすだけでなく、金銭的にも余裕をもたらすはずだ。

プランの着想のきっかけ

ファストファッションの普及により、洋服を安く大量に買うが勝ちの時代。安いから購入、 ストレス発散で購入、つい衝動買いしてしまうことは多い。しかし、購入した洋服と持っている洋服との組み合わせ方が分からなかったり、似たような服を持っていたり、衝動買いには失敗が付き物である。手放す洋服よりも購入する洋服の方が多く、一年間一度も着用されない洋服が一人当たり25枚もあるというデータもある。無駄になった洋服は私たちを後悔させるだけではない。洋服づくりのために多量のCO₂が生み出され、破棄するときにも多量のCO₂が排出される。衝動買いを防ぐことで大量に破棄される洋服の量を減らし、世界の環境保全を目指す。

そのプランの実現手段・方法

特化型AIによる画像認識機能を利用して、買うべき洋服の選別を行う。AIには事前に洋服の組み合わせ方を学習させ、SNSの利用によって流行を取り入れる。アプリは使用によって利用者の好みを日々学習し、満足度向上を図る。既に持っている全ての洋服を管理し、新しい洋服を購入したいときには洋服を無駄なく利用できるか予測し買うべきか判断を下す。また、毎日のコーディネートを記録し、それぞれの洋服の着用回数を管理する。あまり着ていない洋服があれば、コーディネートの提案を行う。アクセサリーや靴の衝動買い防止機能への展開を目指している。また、貯金のために、より厳しい基準で衝動買いを防ぐ機能を検討中である。

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