PLAN
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肢体不自由者向け仮想旅行サービス「TeleWalk」
- チーム(学校名)
- New Way Trip(熊本高等専門学校)
プランの全体像
本プロジェクトは,アバターロボットを活用し,肢体不自由者が自宅にいながら国内外の観光地をリアルタイムで体験できる仮想旅行サービスを提案する. 核となるのは,利用者の残存能力を最大限に引き出す多様な操作インターフェースの開発である.人の持てる機能を活かした様々な入力手段を用意し,アイトラッカー(視線入力)のほか,ピエゾスイッチ,筋電センサなど,個々の状態に合わせて最適な入力方法を選択できるシステムを確立する. これにより,重度の障害を持つ方でも直感的にアバターを操作し,臨場感ある映像と音声を通じて,自由な移動と現地での交流を実現.QOLの向上に貢献する.
プランの着想のきっかけ
着想のきっかけは,私自身の研究テーマと個人的な趣味の融合です.私は普段から,肢体不自由者向けの分身ロボット,特にその方の「持てる機能を活かす」入力インターフェースの研究を行っています.研究を通じ、重度の障害を持つ方々が自由に移動することの困難さを痛感していました.一方で,私自身,旅行が趣味であり,新しい景色や文化に触れる喜びを知っています。 この「旅行の感動を届けたい」という私の想いと,研究で培った技術を組み合わせれば、身体的な制約を超え,誰もが自由に世界を旅できるサービスが実現できるのではないかと考えました.
そのプランの実現手段・方法
本プランは「①利用者クライアント」と「②現地ロボット」の2要素で実現します. ①について,利用者は、PCやタブレット上の専用ソフトを使い,持てる機能を活かす多様な入力装置(アイトラッカー、筋電センサ等)をUSB接続して操作するシステムの開発を行います. ②について観光地には,カメラ等を搭載した屋内外利用可能なアバターロボットを設置します.利用者はネット経由でロボットに接続し,操作指示と現地の映像・音声をリアルタイムに送受信するシステムの開発を行います. この2システムの連携により,仮想旅行を体験可能にし本サービスは実現できると考えております.