2025年度 第11回

1次選考結果発表

PLAN

286

自由研究で不登校支援

チーム(学校名)
自由研究サポートLab(崇城大学大学院)

プランの全体像

近年、加速度的に児童の不登校件数が増加している。その子供達には共通して自己効力感の低下が見られるが、自由研究のような創造的な営みは、その自己効力感を向上できることが分かっている。 そこで私達は、不登校児童・もしくはその恐れのある子ども達に対し、「改良型探究活動」をサポートしながら、心理的な支援を行う。これは、子供自身が興味のあるテーマを選び、小さなゴールを設定し、試行錯誤しながら目標達成を行うことで、自己効力感を向上させる狙いがある。 オンラインをメインに活動することによってコストを削減し、高額なフリースクールには通えない家庭も含めた幅広い層が利用できるようにする。

プランの着想のきっかけ

昨今、世界的に子どもの幸福度が低下しており、日本の不登校件数は過去最多を更新している。この背景の一つに、「自分にはできない」という自己効力感の低下が見られる。不登校の改善には、自己効力感を高めるための心理療法や社会的な支援が有効であるとされる。 自由研究のような「自分が興味のある問題について、試行錯誤し、目標を達成していくプロセス」は、自己効力感の向上に非常に適している。しかし、フリースクールなどの既存支援では居場所の確保が最優先で、探究活動の機会は十分に確保されていない。 そこで私達は、不登校の児童を対象に「自由研究の支援を通して自己効力感を高める」という新たな教育的福祉サービスを構想した。

そのプランの実現手段・方法

生徒自身が最も興味を抱き、「もっと良くしたい」という課題意識を起点とした改良型探求を行うことをオーダーメイドで支援する (単なる調べ学習は非推奨)。探求過程では、PDCAサイクルを個別に支援する。基本的には長期スパンの研究を重視し、それによって自己効力感の向上を目指す。探求の支援中の声掛けなどの工夫により、心理的支援をより強固にする。 また、社会的孤立を防ぐために、利用者同士の交流も推進する。希望者はYoutube等で成果を発表できるようにするが、発表が苦手な者には発表自体を強要しない。 初期段階ではZoom等を用いたオンライン支援に特化し、コスト削減・利用しやすい価格での提供に努める。

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