2025年度 第11回

1次選考結果発表

PLAN

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「Gaze-to-Score(ゲイズ・トゥ・スコア)」:AI視線解析による資格・受験戦略コーチングシステム

チーム(学校名)
Gaze Architects(熊本高等専門学校)

プランの全体像

Tobiiの視線計測装置を使用し、TOEICや大学受験などの試験で高得点を取る受験者の視線パターンと認知負荷を詳細に解析します。これにより、問題を解く際の最適な情報の探索順序や判断プロセスを「解法のノウハウ」として客観的にモデル化します。このモデルと個々の学習者の視線データを比較し、**非効率な視線(迷い、過剰な注視)をリアルタイムで特定。学習者に対し、「今、どこに目を向けるべきか」**を科学的に指導する、個別最適化された受験戦略コーチングサービスを提供します。

プランの着想のきっかけ

私自身の研究で視線計測装置Tobiiを利用し、人の意識や思考が視線に表れることを実感しました。TOEICや大学受験のような時間制限のある試験では、「知識があること」と同じくらい「効率よく問題を解く戦略」が重要です。しかし、この戦略は経験と直感に頼りがちで、定量的な指導が困難でした。視線計測データは、高得点者が無意識に行っている効率的な視線の動きや、認知資源の配分を客観的に可視化し、科学的な指導法へと転換できると考えました。これにより、熊本の学生がデータドリブンな方法で効率よく学力を向上できる環境を提供したいと考えました。

そのプランの実現手段・方法

データ収集:TOEIC等の試験形式を用い、Tobii Pro Glassesやスクリーン型トラッカーで高得点者の視線移動・注視時間・瞳孔径(認知負荷)を計測し、「理想的な解法モデル」を構築します。 アプリ開発:学習者が問題を解く際に視線計測データを取得し、構築したモデルと比較。視線が迷った箇所や認知負荷が急増した箇所をリアルタイムまたはレポートで指摘します。 コンテンツの制作:分析結より「この問題では、まず選択肢の動詞を見よ」といった具体的な「視線誘導/集中指導」コンテンツを開発。 提供:学習塾、予備校、高校向けに、システムのライセンス提供および個人向けコーチングサービスとして展開します。

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