PLAN
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育てる環境モニターAirGrow
- チーム(学校名)
- Sprout(崇城大学)
プランの全体像
本製品は、植物の姿をしたインテリア型環境モニターである。家庭内の温度や湿度、有害ガス濃度を自動で検知し、その環境状態を人工植物の変化として表現する。快適な状態が続くと植物は成長して鮮やかに発光し、悪化すると色が薄れ、危険時には赤く点滅して警告を行う。スマートフォンとの連携により、目標の室温・湿度設定や状態確認も可能である。赤ちゃんや高齢者、ペットを飼う家庭に加え、植物を育てることが好きな人やインテリアを楽しむ層を対象とし、誰にでも直感的に「快適さ」を伝える新しい環境デバイスである。
プランの着想のきっかけ
人は「育てる」という行為に安心感や愛着を覚えることが多い。植物やペットのように、変化や成長を通して生活の一部になる存在は、日常を豊かにしてくれる。そこで、インテリアとして楽しみながら、同時に室内環境を整えることができるデバイスがあれば良いと考えたことが本プランのきっかけである。無機質なセンサーではなく、見る人が感情的に反応できる“育つ植物”という形にすることで、誰にとってもわかりやすく、生活の中で自然に環境を意識できる仕組みを目指した。
そのプランの実現手段・方法
本製品は、鉢内部に温湿度センサー、空気質センサー、液体循環機構、LED発光ユニット、統合制御システムを備える。センサーが室内環境を計測すると、中枢システムが人工植物内部のシリコーンオイルを循環させ、膨らみや光の変化で植物の成長や環境状態を演出する。快適環境ではLEDによって鮮やかに光りながら成長し、悪化時には発光が弱くなる。危険なガスを検知した際には赤く点滅しつつオイルを抜き、植物が枯れる演出で直感的に危険を知らせる。スマートフォン連携により環境状態の確認や制御も可能で、技術と視覚表現を融合したインテリア型モニターである。