PLAN

120

ひんやりマフラー

チーム(学校名)
ひんやりマフラー(文徳高校)

プランの全体像

本プランは、チューブと布で構成された「ひんやりマフラー」に冷水を注入可能な構造を持たせ、首まわりを冷却することで大脳へ向かう血液温度を下げ、体全体の発汗を抑えつつ涼感を得るウェアラブルな冷却具です。地球温暖化や環境問題により夏日の頻度が増す中、エアコンなどのエネルギー消費を抑制する補助手段として有効です。使用後の水は循環再利用またはろ過再利用可能な設計とし、廃棄水を出さず、環境負荷を軽減します。校庭や通学など日常場面でも使いやすい形状と素材を追求し、持続可能な涼感ソリューションを実現します。

プランの着想のきっかけ

本アイデアの発想には、Takram によるアート作品 「Shenu: Hydrolemic System」 がヒントとなりました。「Shenu」は、人体を“未来の水筒”とみなし、動脈‐静脈熱交換器具で血液温度を制御し発汗を抑える構成を持つコンセプト群です。 この考えを生活用途に応用し、“外部からの冷水で、血液冷却による発汗抑制”というコンセプトを学生の目線で簡素化して実現できないかと考えました。特に、地球温暖化でクーラー依存が課題となる現在、身体内部に働きかける冷却手段の可能性に着目したのが出発点です。

そのプランの実現手段・方法

ひんやりマフラーの実現には、身近にある材料を活用します。首にフィットするよう、シリコンチューブを冷感布の内側に縫い込み、外側には通気性の高い布を使います。水は学校の水道や冷蔵庫で冷やした水を注入口から入れ、使用後は排出口から抜ける設計にします。冷たさの感じ方に個人差があるため、試作を重ねてチューブの配置や太さを調整し、快適な温度を保てる構造を工夫します。実際に同級生に使ってもらい、使用前後で首の温度や汗の量、快適さを比べ、改良を加えながら完成度を高めていきます。

* * * プラン一覧へ戻る